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めちゃくちゃブックス

読んだ本の感想やメモなど

「刺青・秘密」谷崎潤一郎

最近ミンガスばかり聴いている。植草甚一の文章で「ミンガスは怒りっぽい。仲間のミュージシャンや客を怒鳴りつける」といった内容を読んで以来ずっと避けていたのだが、実際に聴いてみるとユーモラスな曲もあったりする。

乗っ取り系の話と川上弘美「これでよろしくて?」

子供の頃、「魔太郎がくる!」には今ひとつ乗れなかったが「ヤドカリ一家」のエピソードだけはやけに強く印象に残っていた。

「ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法」ジョン・ウォーターズ

図書館にゾンビの本はないかな、ないだろうなと思って見てみたら案の定なくて、代りに借りたジョン・ウォーターズの半自伝が面白くて、あっという間に3分の2ほど読む。

2004年の読書メモ

2004年に書いていた読書メモから。 リンクは後に再刊されたものを含む。 ↓

「恥」太宰治

太宰治の「恥」は、ある女の子が太宰らしき人物(戸田)の小説を読んで、 「自分がモデルにされているに違いない!」 と熱烈に思い込んでしまうという短篇である。

「魂の錬金術」エリック・ホッファー

アメリカの哲学者で、かつ底辺の労働者でもあったというエリック・ホッファーのアフォリズム集。 古本屋で半額だったので買った。

新しい人たちへお勧めする本 2016

トピック「新入社員」について 新社会人や新入社員に向けたエントリーが、続々と投稿されています。おすすめの本や、やっておくと良いこと。新人の方も、そうでない方も、お仕事の参考にしてみませんか? 様々なブログで「新入社員に勧めたい本」「仕事に役…

「半島を出よ」の感想

以前「はてなダイアリー」を利用していたので、たまに古い日記を読み返すと面白い。 十一年前の今日(2005年3月29日)の日記を読んでいたら、その日は村上龍の「半島を出よ」を買っていた。

「WIRED(日本版)」の定期購読をするべきか否か

「WIRED」は4月に出る号から一冊670円になるという。

MEKURU VOL.07:特集「みんなのキョンキョン、誰も知らない小泉今日子」の記事 ベスト5

この雑誌の小泉今日子特集号が即日売り切れになったというニュースをしばらく前に見かけて、興味を感じたもののその後はすっかり忘れていた。

同姓同名の佐藤雅彦さんたちによる本 ベスト5

佐藤雅彦といえば、昔は「バザールでござーる」「ポリンキー」「ピコー」などのCMで有名になった人、その後は「だんご三兄弟」やゲーム「I.Q.」を作った人で、今は概ね「ピタゴラスイッチ」「0655」「2355」を作った人という認識に世間ではなっている…

雑談の本について

雑談とは通常、ほとんど意識せずに「する」ものであって、記録したり鑑賞したり読んだりするものではない。適当にして、したという意識もないままに消えて無くなるのが雑談である。

ショーンK氏の著書あれこれ

いま話題のショーンK氏の詐称ぶりは相当すごい。余りにも嘘だらけで逆に感心してしまうほどのレベルである。

「酩酊! 怪獣酒場(1) 」青木U平

「漢字二文字+!」が最初に来るタイトルを見かけると、つい興奮して買ってしまう。

「忘れられたバッハ ユーモア・スケッチ絶倒篇」浅倉久志(編・訳)

「忘れられたバッハ」は「エンサイクロペディア国の恋 」の続きというか片割れというか、二冊でワンセットの残り半分である。

「エンサイクロペディア国の恋 ユーモア・スケッチ抱腹篇」浅倉久志(編・訳)

「エンサイクロペディア国の恋 ユーモア・スケッチ抱腹篇」は翻訳家の浅倉久志による編集と翻訳で、もう一冊の「 忘れられたバッハ ユーモア・スケッチ絶倒篇」と対になる文庫本である。 と言っても、なかなかこれだけで済ませるのでは説明不足になってしま…

「変愛小説集」岸本佐知子(編・訳)

「恋愛(れんあい)小説集」ではなく「変愛(へんあい)小説集」である。 このタイトルは「恋」と「変」の字形がそっくりであるだけではなく、発音もそっくりで、さらには本質的にも似ていることを示唆している。

「死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)」阿部共実

略して「死に日々」と呼ばれる本書は、1巻の感想を書こうと思っているうちに2巻が出てしまった。

「花ざかりの森・憂国」三島由紀夫

2015年は三島由紀夫の生誕90周年で、没後45年にあたる。昭和と満年齢が同じなので、45年前の昭和45年に45歳で自決したという区切りの良さがある割には、さほど盛り上がりを感じさせない。普通の書店で「三島由紀夫フェア」をやっているかというと、全く気配…

「年を経た鰐の話」レオポール・ショヴォ

昭和14年に山本夏彦が翻訳した童話集である。 「年を歴た鰐の話」「のこぎり鮫とトンカチざめ」「なめくぢ犬と天文学者」の三作を収録。

「もしも矢沢永吉が『桃太郎』を朗読したら」星井七億

本書は元々、はてなブログ「ナナオクプリーズ」で発表されていた文章がまとめられて書籍化されたものである。

「ぼくの伯父さんの東京案内」沼田元氣

沼田元氣は盆栽や写真、みやげ物や喫茶店、近年はこけしなど、その時期によって異なるテーマの本を出しているという、肩書きを説明し難い人である。

「ほげちゃん」やぎたみこ

「ほげちゃん」は、このタイトルにこの表紙という時点で既に、本に手を伸ばしたくなるような力を持っている絵本である。

「おばけのてんぷら」せなけいこ

「めがねうさぎシリーズ」中の一作が「おばけのてんぷら」で、全体的にユーモラスなのだが、それ以上にどことなくピントが狂っている、たくまざるユーモアの見られる作品である。

「俳句で綴る変哲半生記」小沢昭一

小沢昭一の本は、テーマが何であれ、形式(聞き書き・エッセー・対談など)が何であれ、みなユーモアがある。

「村上朝日堂」村上春樹

村上春樹は毎年のようにノーベル文学賞の有力候補となり、新刊が出るたびにニュースになるほどの有名作家である。

「ロマネスク」太宰治

「ロマネスク」は短編集「晩年」に収められている短篇で、集中もっともユーモラスな作品である。

「如是我聞」太宰治

「ユーモア」というとノホホンとした、おっとりした、ホンワカムードの文章ばかりかというとそうでもなくて、悪口の中にもユーモア成分が混じっているケースが多々ある。 その一例として太宰治の「如是我聞」を紹介してみたい。

「女生徒」太宰治

6月19日の桜桃忌にちなんで、太宰治の小説を何点か採り上げてみたい。 太宰治というと、必ず代表作として「人間失格」「斜陽」「走れメロス」などが挙げられる。「苦悩して自殺した作家」というイメージだが、時代が下るにつれてそのような面の他に、面白い…

「20世紀イギリス短篇選〈上〉〈下〉」小野寺健(編訳)

タイトルの通りのアンソロジーである。 大抵の場合、アンソロジーには必ず「ユーモア枠」があって、全体の1割か2割程度は(ミステリやSF,ホラー系でも)ユーモラスな短編が入っているものだ。

「たんぽるぽる」雪舟えま

雪舟(ゆきふね)えまは穂村弘「手紙魔まみ、夏の引越し」の「まみ」のモデルになったという歌人で、本書は今のところ唯一の歌集である。 いかにも才気煥発で、短歌という枠の中で天衣無縫に独自の世界を描いている。

「念力家族」笹公人

歌集「念力家族」はユーモラスで面白いのに文庫にもならず(*文庫化に関する追記あり)、最早すっかり忘れ去られている、という内容の記事を書こうと思っているうちに、NHKでドラマ化されるというニュースが目に入った。

はじめに

このブログは、フィクション・ノンフィクション、新刊・旧刊を問わず、ユーモアのある本についての雑感、感想、案内、紹介文のようなものを書くことにしている。 漫画や絵本、エッセー集、タレント本なども含むので、いわば「ユーモアのある本」しか置いてい…