めちゃくちゃブックス

読んだ本の感想やメモなど

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「書くインタビュー」訂正しました

ネットのニュースで「芥川賞沼田さん 直木賞佐藤さん」と書いてあるのを見た。

「凡宰伝」佐野眞一

「ブッチホン」をかけてくる人、とか「冷めたピザ」「鈍牛」「ボキャ貧」といった評言、そして「平成」と書かれた色紙を出した平成おじさん、として有名な総理大臣(だった)、小渕恵三の評伝。並行して何冊も本を読んでいるので時間がかかってしまった。

「銀のいす」C.S.ルイス

ナルニア国シリーズの第四作。100ページあたりまで読んでもなかなか冒険が始まらないので、少々じれったい。

「ホラー映画の魅力―ファンダメンタル・ホラー宣言」小中千昭

「ファンダメンタル・ホラー宣言」という副題がついていて、中身はホラー映画を観たり作ったりに関する考察。

「俳優のノート」山崎努

山崎努がリア王を演じるための詳細な役作りに励み、準備、稽古、そして本公演開始から千秋楽に到るまでの日々を書いた日記。

岩波文庫90周年

本日は岩波文庫の誕生日で、90周年とのこと。人間でいうと卒寿である。

「ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉」ポール・オースター

ポール・オースターがラジオ番組を通じて募集した、普通の人の身に起きた実話を集めたアンソロジーである。

「栗本薫 全著書レビュー」浜名湖うなぎ

最近「カクヨム」で文章を書いたり読んだりしているのだが、先日「栗本薫 全著作レビュー」という著書別のレビューを発見して、読みふけってしまった。長いシリーズものも1巻ずつレビューしているという労作である。

「大股びらき」ジャン・コクトー

面白いものに出会うと、精神が活発化して、肉体的にも抵抗力が強くなるように感じられる。つまらないものにぶつかってしまうと、逆に精神も肉体も参る。寿命を削られたようにすら思ってしまう。

「犬の人生」マーク・ストランド

詩人の書いた短編集。村上春樹の訳&解説のもので、古本屋で50円で買った。 詩人が書いただけあって、「小説になっていない」というか「小説未満」「未完成のスケッチ」という印象を受けた。

「朝びらき丸 東の海へ」C.S.ルイス

ナルニア国ものがたりシリーズ第三作は航海もので、今までに読んだことのある海洋冒険ものの記憶が次々によみがえってきた。

「十皿の料理」斉須政雄

「調理場という戦場」が面白かったので、すぐ購入、すぐ読了した。 内容は「調理場~」と重なる部分が多く、どちらかというとこちらの方が強い芯があり、濃い感じがする。

「調理場という戦場」斉須政雄

かなり前の「ほぼ日」の連載も読んでいたが、図書館の料理本のコーナーでたまたま書籍化されたものを見つけたので借りてみた。

「別世界にて―エッセー・物語・手紙」C.S.ルイス

副題に「エッセー/物語/手紙」とあって、その通りの本。 「エッセー」とは言っても日本人の書くような身辺雑記ではなくて、ファンタジーや児童文学に関する擁護や、批評に対する返答(反論)が8編。何と言っても「ナルニア国ものがたり」に関する部分に目…

「映画を撮りながら考えたこと」是枝裕和

本書は是枝裕和がその監督作品、テレビのドキュメンタリー作品などを振り返った本なので、代表作くらいは観ていないと意味がわからないかもしれない。創作全般に関して、あちこちに面白い箇所があったので、メモしておく。

「ライオンと魔女」C.S.ルイス

全七巻の「ナルニア国ものがたり」の第一作目。 「カスピアン王子のつのぶえ」が面白かったので、再読してみた。