2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
阿部共実の「月曜日の友達1」を読んだ。 主人公は中学一年生なのに子供っぽい女の子、という設定である。そして、ある変わり者の男の子と「月曜日の夜だけ学校で会おう」と約束して、定期的に会うようになる。他の生徒には秘密である。
諸藩の殿様が、幕末期に何をしていたかを描いた短編集。 お正月に「死ぬことと見つけたり」を読み終えて、佐賀鍋島藩のその後はどうなったのか気になっていたので読んでみた。
別のブログで俳句の本を読んだ記録が残っているので、まとめてみた。数えてみたら14冊もある。 俳句の本を読む カテゴリーの記事一覧 - 何かのヒント
先日ちょっと触れた佐藤文香の句集「海藻標本」は結局、購入して読んでみた。
1巻で起きた「決定的!」と思われた事件が、さほど大事には到りませんでしたというのが2巻の前半で、こういう盛り上がりと盛り下がりはドラマを見ているような感覚に近い。
歌人の穂村弘の書評集を読んだ。いかにも義理で引き受けていそうな文章もあれば、これは魂の底の底から書いていると、こちらが勝手に確信するような文章もあって、基本的にこの人の批評とか書評は面白くてためになる。
外見は穏やかで優しい美人の母親だが、実は……、という思わせぶりな漫画。
作者急逝のため、未完のまま何冊か刊行された単行本の中の一冊が「雑草家族」である。 「次女が暴行被害に遭った七草家。警察か? 泣き寝入りか? 緊急家族会議で決まった答えは──復讐!? クセモノ揃いの両親&一男五女、大家族の“冒険"が始まる!!」
下巻は第八話から十五話まで。最後まで読むと、作者が残した梗概(第十六、十七話)とその後のプランらしきものが編集部によってまとめられていて、概要はつかめるようになっている。
年末から熱を出して寝込んで、それでも面白く読めて、2日に上巻を読み終えた。新年初の読了本が「死ぬことと見つけたり」である。