めちゃくちゃブックス

読んだ本の感想やメモなど

「別冊太陽 小泉今日子」

「別冊太陽 小泉今日子」は買うつもりがあまり無かったのだが、仕事先の訪問時間を調整するために書店に入って、何となくパラパラ読んでみて、これで1800円は安い、と思って購入した。

 

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それで昨夜、別の本を読み終えた後で読み始めて、読み終えるまでずっと本の内容に夢中になりっぱなしで、途中で休憩を挟まずに一気に最初から最後まで没入して読んだ。こういう経験は久しぶりである。
内容は主にプライベートな写真と、206の質問、あとは「師」と呼ぶほど影響を受けた人(久世光彦、相米慎二、淀川美代子、大島弓子など)に関する対談がいくつか、他には本人によるエッセーやアルバムなどで、構成も人柄もシンプルで良い。

 

 

たとえば対談相手の写真が、久世家の遺族以外はまったくない点を含めて実にシンプル。余計な広告ページや無関係な人の文章がなく、丁寧に作られていることが伝わってくる本だった。