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読んだ本の感想やメモなど

同姓同名の佐藤雅彦さんたちによる本 ベスト5

 

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佐藤雅彦といえば、昔は「バザールでござーる」「ポリンキー」「ピコー」などのCMで有名になった人、その後は「だんご三兄弟」やゲーム「I.Q.」を作った人で、今は概ね「ピタゴラスイッチ」「0655」「2355」を作った人という認識に世間ではなっている。この人は著書も多くあって、そのうち七割くらいは私も読んでいる。

たとえば広告関連は当然として、

 

佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8))

佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8))

 
勝手に広告

勝手に広告

 

 

経済の本だとか、

 

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

 

 

教科書に載った小説のアンソロジーだとか、

 

([さ]5-1)教科書に載った小説 (ポプラ文庫 日本文学)

([さ]5-1)教科書に載った小説 (ポプラ文庫 日本文学)

 

 

アートや数理や認識に関する本だとか、

 

属性

属性

 

 

日常にひそむ数理曲線 DVD-Book

日常にひそむ数理曲線 DVD-Book

 

 

「暮しの手帖」に連載されたノーマルなエッセー集や、

 

考えの整頓

考えの整頓

 

 

雑誌の特集まであって、

 

広告批評 273号(2003年7・8月号)

広告批評 273号(2003年7・8月号)

 

 

美術手帖 2010年 10月号 [雑誌]

美術手帖 2010年 10月号 [雑誌]

 

 

まとめようにもまとめられない、広いジャンルを横断する雑多な本の群れなのである。

ところが世の中はそれよりもっと広いもので、同姓同名の佐藤雅彦さんたちがもっと様々な本をあれこれと出版している。

これらの本をわざと同一人物による著作として誤読してみるのもそれはそれで面白そうな試みだが、今回はノーマルに経歴を調べて、きちんと「違う人ですよ」と示しておきたい。

何の順位だかよくわからないが、一応インパクトのある順に、様々な佐藤雅彦さんの著書を紹介してみよう。

 

まずは第五位!

 

日本陶磁全集〈22〉光悦 玉水 大樋 (1977年)

日本陶磁全集〈22〉光悦 玉水 大樋 (1977年)

 
日本陶磁全集〈12〉信楽 (1977年)

日本陶磁全集〈12〉信楽 (1977年)

 
日本陶磁全集〈28〉乾山・古清水 (1975年)

日本陶磁全集〈28〉乾山・古清水 (1975年)

 

 

 「日本陶磁全集」!

まさか陶磁とは!

しかし「佐藤雅彦が選んだ陶磁展」なんて言って、シックな雰囲気で展示されたら観たくなってしまうのではないだろうか。

ちなみにこの本を書かれた方は美術史家である。

 

佐藤 雅彦(さとう まさひこ、1925年10月10日 - 1988年3月23日)は、日本の美術史家、陶磁器研究家。東洋美術史、中国、日本の陶磁史を研究。

 

 東京生まれ。慶應義塾大学文学部芸術学科卒。1951年大阪市立美術館学芸員、学芸課長、1972年京都市立芸術大学教授、1980年学長。北海道立近代美術館館長。

 

 

続いて第四位!

 

また会える「さようなら」―末期がん患者に仏教は何ができるのか

また会える「さようなら」―末期がん患者に仏教は何ができるのか

 

 

「また会える『さようなら』―末期がん患者に仏教は何ができるのか」!

 

「死」は永遠の別れではない。いのちが還る“ふるさと”を思う時、「さようなら」は「また会える約束」になる―。

死を間近にした人、愛する人を喪った人に仏教は救いとなるのか。

末期がん患者と対話を続ける僧侶が「死から学ぶ生き方」を綴る。

 

佐藤/雅彦
1958年東京生まれ。17歳の時、伯父が住職をする東京都文京区・浄土宗浄心寺で出家、得度。2005年より同寺・24世住職に就任。大正大学仏教学部卒業。大正大学大学院博士課程修了。ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所客員研究員を経て、現在大正大学や武蔵野大学で非常勤講師を務めている。

宗教家として現代のいのちの問題に取り組むため、大学での教育活動のほか、末期がん患者や死を間近にした人々のベッドサイドを訪問する「心のケア・ボランティア」活動、小中学校の子どもたちにいのちの大切さを教える「いのちの授業」など、積極的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 という訳で、この人も本当に別人の、あくまでも僧侶の佐藤雅彦さんなのであった。

 

 

続いて第三位!

 

宇宙ビジネスのための宇宙法入門

宇宙ビジネスのための宇宙法入門

 

 

「宇宙ビジネスのための宇宙法入門」!

とうとう「宇宙」か!

そこまで手を広げたのか!

と一瞬、思ってしまう。

「ビジネス」という言葉は佐藤雅彦っぽくないが、「宇宙法」という未知のジャンル自体は佐藤雅彦的な感じである。

 

本格的な宇宙時代を支えるルールを学ぶ

★月の土地は売ってもいい?
★宇宙のゴミは誰の責任?
★ロケット失敗のための保険はある?
★文系だけど宇宙の仕事はできる?
――宇宙がビジネスになる宇宙新時代のための
画期的「宇宙法」入門書!

今や民間企業がビジネスとして宇宙進出を競う時代であるが、宇宙ビジネスのためには、宇宙空間の特殊性ゆえの様々なルールや、法的手法の理解が必要である。

本書は、このような宇宙法の世界をビジネスの観点から捉えた画期的入門書である。


◇著者紹介(50音順)
青木節子 慶應義塾大学 総合政策学部教授
内冨素子 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
小塚荘一郎 学習院大学 法学部教授
佐藤雅彦 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
竹内 悠 宇宙航空研究開発機構(JAXA)


第1章 イントロダクション
I 旅行代理店で「宇宙へのパックツアー」を買ってみよう!
II 人類の宇宙進出と宇宙法
III 宇宙法の種類
IV 宇宙法の有効性
V 宇宙ビジネスの特殊性(政治リスク)

第2章 宇宙活動の基本ルール
I はじめに
II 国際宇宙法のリスト
III 国連宇宙諸条約の基本原則
IV 宇宙活動を規律する新たな法形成の動向

第3章 国家間の宇宙活動の法的ルール
I 二国間(バイ)の法的ルール
II 多国間(マルチ)の法的ルール

第4章 宇宙ビジネスを支える国内法
I わが国の宇宙ビジネスに関する法制度の現状や課題
II 諸外国の宇宙法

第5章 宇宙ビジネスのルール
I 民間宇宙活動の基本枠組み
II 各種の宇宙ビジネス

第6章 宇宙ビジネスの展望と法的課題
I 宇宙機器製造業
II 衛星利用産業
III 宇宙ベンチャー
IV 多彩な宇宙ビジネスと法的な課題
V 宇宙ビジネスの第一歩を踏み出そう

 

こうして内容を見てみると、同姓同名という話題抜きでもかなり興味をそそられる本である。

 

佐藤/雅彦
学習院大学法学部法学科卒業。米国ジョージワシントン大学国際関係大学院宇宙政策研究所客員研究員、文部科学省宇宙政策課調査員、JAXA総務部法務課長、人事部人事課長を経て、2013年7月より現職。

2011年から2013年まで、慶應義塾大学法学部非常勤講師(国際宇宙公法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

ちなみにやはり、念を押しておくが、違う佐藤雅彦さんである。

 

 

お次は第二位!

 

認知症になった私が伝えたいこと

認知症になった私が伝えたいこと

 

 

「認知症になった私が伝えたいこと」!

 

「認知症になったら何もわからないという偏見をなくしたい」――2005年、51歳のときに若年性アルツハイマー型認知症の診断を受けた佐藤雅彦さんは、心の葛藤や日常生活の困難に対峙しながらも、前向きな生き方を模索してきた。

本書は佐藤さん自身が、当事者としての不安や悩み、生活上の障害などを詳しく語り、認知症になっても人生をあきらめる必要などないことを、力強く訴える。(解説:永田久美子[認知症介護研究・研修東京センター])

 

1954年岐阜県生まれ。中学校の数学教師を経て、システムエンジニアとして活躍。

2005年、51歳のときに若年性アルツハイマー型認知症の診断を受け退職。

ヘルパーなどの助けを借りながら、現在もひとり暮らしを続けている。趣味は写真、旅行など。

認知症について啓発するための講演活動もおこなっている。

認知症当事者の会「3つの会」代表。

 

これはかなりシリアスな本で、しかも検索すると「佐藤雅彦」の著作の中で一番上位に出てくる本である。

わかっていてもドキッとしてしまう。

そして、風貌もどこかしら佐藤雅彦っぽい雰囲気がある……(佐藤雅彦さんだが)。

 

 

さあ、いよいよ第一位は!

 

ミャオ族の刺繍とデザイン

ミャオ族の刺繍とデザイン

 

 

 「ミャオ族の刺繍とデザイン」!

 

中国・貴州省の少数民族、ミャオ族。

文字を持たないミャオ族は、歌で民族の物語を伝え、刺繍で神々や生活を描いてきた。

その刺繍は、芸術的なセンスと、卓抜な技術で知られる。

綿花や麻の栽培・糸つむぎから装飾まで、一着を仕上げるのに何年も費やすことも珍しくない。

世にも美しい刺繍は、王侯・貴族のためではなく、庶民のためのものであり、身近な人を守る魔除けであった。

芸術にまで昇華したミャオ族の刺繍をあますことなく伝えるビジュアル書。

 

苗族刺繍博物館は、愛知県常滑市にある私設の博物館。

佐藤瑞代氏と佐藤雅彦氏が1996年から20年間にわたり蒐集したミャオ族を含む中国西南部の少数民族の衣服・生活用品は、1000点以上にのぼる。

完全予約制で一般公開されている。

 

これは正真正銘の別人でありながら、どこかテイストとしては数々の佐藤雅彦ワークスに連なるような面もあって、つい手を伸ばしてみたくなる。

私がもし書店員だったら、

「同姓同名の佐藤雅彦フェア」

を開催して、ついで買いを促進したいほどである。

念のために書いておくが、この佐藤雅彦さんも正真正銘の別人である。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

 

http://miao-japan.com

 

 

おまけ:「何でもベスト3」のニセ者シリーズも併せてご覧ください。

 

nd.hateblo.jp