ポプラ社のアンソロジー「百年文庫」シリーズは行きつけの図書館にたくさん置いてある。
続きを読む「新選組血風録」司馬遼太郎
このところ、新選組や明治維新に関する本を集中的に読んでいる。時代背景も人物も、何となくゴチャゴチャしていてよく分からないので避けていたジャンルだが、次第に成り行きが見えてくるようになったせいか、たいへん面白い。
続きを読む「世界の凋落を見つめて クロニクル2011-2020」四方田犬彦
四方田犬彦は一般的にさほど知られていない書き手かもしれないが、かれこれ40年くらい本を出している。ジャンルとしては映画論、漫画論、時評やテーマ別の評論、コラム集など。本書は「週刊金曜日」に書かれた10年分の時評をまとめたもの。集英社新書から出たばかりの本なので、入手しやすいと思う。
続きを読む