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めちゃくちゃブックス

読んだ本の感想やメモなど

読書ブログの難しさ

 

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このブログは比較的「いい加減にやる」という方針だったので、これまで書く気が起きない時は一ヶ月以上も放置したり、更新ペースもバラバラであった。

しかし、先月あたりから妙にペースが上がって、読書欲も高まってきた。すると今度は読了済の、感想を書くべき本が溜まってきて、精神的な宿題のようで面倒くさい。意外と読書系のブログというものは難しいものだなと今頃になって気がついたので、幾つか難しい点を挙げてみたい。

 

1.良い本、好きな本ほど書きづらい

 

これは良い!これは好き!と言いたい本があったとしても、万人に勧めたいとまでは思っていないので、「大絶賛!」という風には書けない。「この本のこういう点を嫌いな人もいるでしょうね」といった言い訳めいた文章をチラチラ意識したりして、それを書いたり書かなかったり、うじうじ悩んだりして、そういう自分がまた面倒くさくなってくる。

 

 

2.特に何とも思わない本がある

 

「読んではみたものの、何の感想もわいてこないような本もある」といった文章が筒井康隆の「みだれ撃ち涜書ノート」のどこかに書いてあったように記憶している。

 

みだれ撃ち涜書ノート (1979年)

みだれ撃ち涜書ノート (1979年)

 

 

子供の頃は本イコール有益、本イコール偉い人が書いたものだという思い込みがあったものだが、今や有難味を探すようにして読んでも何も見つからない本が珍しくない。「何とも思わないです」以外に言いようのない場合は内容以外を中心に書くこともあるので察してほしい。

 

 

3.一定のペースで読み、一定のペースで更新はできない

 

年間に何冊読んだ、週に何冊読んだと自慢げに語る人をときどき見かけるが、本というものは斜め読みすればすぐ読了できる本と、精読が必要で時間のかかる本との差が激しいので、これこれの期間で「何冊」という単位が当てにならない。よって義務でもないのに一定のペースで更新するのはしんどい。逆に読了済の本が溜まってくると一日十回の更新でも間に合わなくなってくる(特に漫画)。困ったものである。

 

 

4.悪口や欠点を書きづらい

 

読書ブログでPV数を稼ぎたければ、やや的外れ気味の悪口を書いて反論を招き寄せるのがもっとも手軽で確実ではないかと思う。しかし普通は悪口や欠点をズバズバ書くというのは躊躇われるものである。今だとすぐツイッター他で拡散されて、本人の耳に届くということも考えられる。第一、悪口ばかり書いていると自分も悪口を言われそうでビクビクする(褒めていればまあ、知らない人から急に怒られはしないだろうという打算もある)。

 

 

5.要約しづらい

 

優れた本や面白い本であるほど、要約をしづらい。

売れている本や話題のビジネス本を「紹介する」と称して要約を書けばPV数は稼げそうだが、どうもモラル的に抵抗がある。そもそも優れた文章であればあるほど要約には向いておらず、実物をそのまま引用するという手もあるにせよ、一部を引用しながら解説するのは骨が折れるものである。要約や引用なしで印象だけをササッと書いて済ますと後になって「これで良いのだろうか」と悩んだりして、正解がないので困る。

 

 

 6.ブログを書くよりも本を読んでいたい

 

どうも面倒がってばかりいるようだが、まとめようとすると結局は「ブログを書くよりも本を読む方がよい」になってしまう。実は今も読みたい本が4~5冊ほど出てきて落ち着かないくらいなので、読書の息抜きとしての「感想メモ」というつもりで断続的に書くのが一番よいのかもしれない。せいぜい5~6行しか文章がないブログというのは不親切な気もするのだが、そういうスタイルの方が自分には合っているようにも思う。