めちゃくちゃブックス

読んだ本の感想やメモなど

エッセー

「茶話」薄田泣菫

大正時代に書かれた新聞の人気コラム集。 「総数800篇余から精選した154篇」というだけあって面白いし、各編が平均1ページ半あるかないかといった程度の短さなのですぐ読めた。

「日日雑記」武田百合子

武田百合子の最後のエッセー集。昭和のお終いから平成にかけての日記風の随筆なので、美空ひばりの東京ドーム公演など時代を感じさせる。

「未来者たちに」高橋睦郎

図書館にあった本で、詩人の高橋睦郎によるエッセーと講演。

「ぼくの伯父さんの東京案内」沼田元氣

沼田元氣は盆栽や写真、みやげ物や喫茶店、近年はこけしなど、その時期によって異なるテーマの本を出しているという、肩書きを説明し難い人である。