「犬を抱っこしながら本を読む」という体勢が多くなってきたので、何か本の上に置く重しが必要だなと、前々からぼんやり考えていた。
続きを読む「殺したい蕎麦屋」椎名誠
ツイッターでこんなことをつぶやくと炎上しそうなレベルの、そして思わず手にとってみたくなるほど物騒なタイトルである。タイトルだけでいうと椎名誠は「ハーケンと夏みかん」や「春画」も素晴らしいが、全著作中、屈指の名タイトルではないだろうか。
続きを読む「コンビニ人間」村田沙耶香
「芥川賞受賞作なのに面白い」という評判だし、読書会の課題図書(として図書館が貸してくれる本)のリストにあったので読んでみたところ、字が大きくて140ページほど(単行本版)なので、あっという間に読み終えてしまった。
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