「芥川賞受賞作なのに面白い」という評判だし、読書会の課題図書(として図書館が貸してくれる本)のリストにあったので読んでみたところ、字が大きくて140ページほど(単行本版)なので、あっという間に読み終えてしまった。
続きを読む「旅先のオバケ」椎名誠
椎名誠を読み始めると「ついでに」という感じで何冊でも読める。「旅のオバケ」は今年の6月に出たばかりの、旅に関するエピソードを書いた雑談のようなエッセー集である。
【この先は汚い話があるのでお食事前の方はご注意ください】
続きを読む「ぱいかじ南海作戦」椎名誠
前回の続き。これも椎名誠の本で、長編小説である。
発端は、主人公の男に「失業と離婚が同時に来た」という状況で、もう何もかも投げ出して、というほどいい加減ではないがそれに近いような心境で南の島へ行く、というもの。
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