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「月曜日の友達 2」阿部共実

 

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発売日に漫画を買って読むというのは久しぶりで、「ママゴト」の3巻を待ちわびて買って読んで以来ではないだろうか(調べてみたら5年前だった)。

 

ママゴト 3 (ビームコミックス)

ママゴト 3 (ビームコミックス)

 

 

で、2巻で完結すると知っていたので、あの二人がイヤ~な感じで虐められたり、イヤ~な悲劇的な盛り上がり方になったらイヤだな~と、多少は心配していたのだが、そうはならなかった。

 

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

月曜日の友達 2 (ビッグコミックス)

 

 

思うにその種の「盛り上げるための悲劇」を安直に持ってこられる展開、結末というものは、登場人物が可哀想だという以上に、それを描いた作者に失望してしまう面もかなりあるので、そういう意味でも読者の期待を裏切らずに、阿部共実はうまくハードルを越えてくれた。

「ちーちゃんはちょっと足りない」ほどの衝撃はないにしても、主人公のモノローグが全編にわたって効果的で、子供っぽさと大人っぽさを兼ね備えている不安定な心理描写にもなっていて良かった(そして、どことなく懐かしい)。それにいつもこの人はクライマックスが上手くて、頭ではなく胸を直接、鷲づかみにされるような感じになる。

サイズとしては映画化に向いている話だが、小六くらいの、児童文学に退屈さを感じている子供に勧めたくなる作品だった(もちろん大人が読んでも良作)。

 

 

この漫画のための曲もリリースされるとのこと。

 

*追記。インタビューも出た!

 

konomanga.jp

 

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